2011年6月23日木曜日

就活する?それともしない?

こんばんは。
メガネです。


前回の記事がブログタイトルのおかげか予想以上に拡散し(てしまっ)たので、
「シューカツせずとも生きてけます」についてもう少し考えていることを書きます。



ぼくは就活しないという選択をスタートにして、「自由なひと」になりたいと思っています。「自由」といってもひとそれぞれそこから連想するイメージは違うかと思いますが、ぼくの場合は「好きなときに、好きなところで、好きなひとと、好きなことをする」ような状態のことを「自由」と定義しています。

なぜ「自由」にこだわるのか。
そのきっかけは学部生時代の2つの出会いでした。

1) 建築分野から宗教分野に転進したアメリカ人女性
2) 19歳で "I will live in japan forever!"と豪語して本当に日本に来て永住しようとしているドイツ人女性


1)の女性はに関しては当時のツイートをtwilogで発見したので貼ってみます。印象的だったのでちゃんとツイートしてたみたい。

  • スタバで宗教?の教授してるシアトル出身のおばさんと話した。研究費で日本に来て5週間目とな。色々話したけど、すげー人生エンジョイしてるのが伝わってきたのが印象的だった。 posted at 18:20:45
  • 元々工学畑で京都の寺を構造工学?の視点から見ようと昔日本にきたときに、結局信仰とかの観点が気になり始めて、今は宗教とか信仰とかそういう分野の教授らしい。 posted at 18:22:58
  • 親も工学畑で鉄会社?に勤めてるリーマンだっから方向転換するときは止められたけど、今は教授になったしオッケーだと。 posted at 18:23:56


2)の女性はまだ直接会ったことはなく、ネットで知り合った女性です。
日本が好きというところで、2010年の初め頃にお友だちになりました。当時から" I Love Japan. I hate German guys. LOL I will live in Japan forever !"と言ってた子で、変わったひともいるもんだなぁと思っていたら、2010年の10月には本当に日本に来てしまいました(笑)いまは都内で日本語学校に通っているようです。ちなみにそのときのサイトはこちらのInterpalsというサイトです。


この2つの出会いを受けて、「学校卒業して、就活して、企業に入って」ではなく、「自分の好きなことにトライする人生」にぼくは惚れてしまったんです。
もちろんその道は茨の道なわけで、好きなことをするためには苦労することもたくさんあるだろうけれども、それでもこの2人の楽しそうな笑顔を見て、声を聴いてしまったから、もう戻れないなっていう。そういう感覚。


誤解されそうなので言っておくと、「就活すること=自分の好きなことにトライしていない」とは考えていないです。入りたい会社があるひとだとか、お先どうなるかわからない道に進むなんてリスキーなことしたくないひとだとか、好き嫌いの対象は色々だと思います。



冒頭で書いたように「自由」ってひとによって意味合いは違うと思いますし、渡辺歩みたいな破天荒なぶっとんだ生き方だけのことを指しているわけじゃない。ただきっと共通してるんじゃないかなっていうニュアンスは"To willingly choose"なのかなって考えてます。
人生は選択の連続ですが、選択肢自体が問題なのではなくて、その選択を自ら選んだと「思っている」かどうかが肝なのではないか、ということです。
「自由」なんてものを几帳面に考えようと思ったら、自由を意識してる時点で不自由だとか、外部環境から人間が真に自由になることはできないとか、そういう哲学的な話になってしまいますし(笑)


ですので、就活中のみなさまに「就活やめろ」と言いたいわけでもありません(ぼくも元々は就活するつもりでいたわけですし)。あくまで「その気」のあるひとに、就活しないスタイルをオススメしたいと思っています。
そして、「就活しない」というのはあくまで表面的な現象で、「自分が人生切り開いてるんだっていう意識を持ってみたら楽しくなるんじゃないか」というのが本当のメッセージ(偉そうだけど)です。
自分の人生なんだから、これくらい自意識過剰になって楽しんでも誰も文句言わないはず(笑)
就活するひともしないひとも楽しみましょう!


以上!



P.S
(1)この考えが固まったのは「選択の科学」という本のおかげです。

シーナ・アイエンガー
文藝春秋
発売日:2010-11-12

・自分の意志で選択しているという「認識」が本質だという考え方
・和や集団などを重視する日本のような環境で育った場合、周りの決定に合わせた方が高いパフォーマンスを発揮する
などおもしろいことがたくさん載っているのでお時間ある方ぜひ。


(2)この本の著者はTEDでもスピーチしてます。

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