過去から未来へ。
どうして今ぼくたちが経験してるような現在があって、どんな未来にぼくたちが触れていくことになるのか。
そんなことをモワモワと考えることが多かった。
読んだ本、観た映画、それから他に調べたことなどはこんな感じ。
●フラット化する世界
●銃・病原菌・鉄
●世界史をつくった海賊
●時計じかけのオレンジ
●2001年宇宙の旅
●宗教
●生産消費、アルビン・トフラー
考えれば考えるほど、将来への不安は拭えなくて。悶々と振り返り、考え、疑問を書きなぐります。
順不同、思いつきなのでぐちゃぐちゃです。すみません。
でも、もしかしたら同じように悩んでるひともいるかもと思って、そういう人と不安な気持ちを共有できたらと思って、書きます。
もしかしたら、同じように今のルールに疑問があって、このままこの世界が続くはずがないと思っているひとがいるもしれないので、書きます。
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メソポタミアの肥沃地帯が衰退していった理由に、森林伐採がありました。今の地球の繁栄も、どこかで自然の崩壊によって止まってしまうかもしれない。
イギリスで産業革命が興った、その資金は奴隷貿易によって得たお金だった。発展に犠牲はつきものなのかもしれない。
スパイス、コーヒー、お茶、印刷技術、火薬、砂糖などなど、起源までたどると中国やイスラム地域、アフリカから始まったものが多く、ヨーロッパはただ輸入していただけだった。尊重すべき他国の文化。
悪政は国の成長を止めてしまう。中国が15世紀あたりから弱くなっていくのは政治判断が悪かったから。日本の政治はどうだろう?
大航海時代、フロンティアを探しにアメリカ大陸へ漕ぎ出し、その当時インディアンは排他された。いまのグローバルビジネスもこのフロンティア精神の焼き直し。現地のひとはどうなっていくのか?
グローバル焼畑ビジネスもいつか終焉がくる。国内で何ができるか?
企業の利益と国益の乖離。新興国へのアウトソーシング、オートメーション化の波。国内二極化。若者の雇用状況の悪化。人材の国境を超えた流動が、それを加速している。
アウトソーシングされない価値とは何か?システマチックにやればやるほどオートメーション化しやすいが、かといって属人的なインテリジェンスだけでも非効率か?
マスビジネスが難しくなってきた。一方、工業化以降分断されていた生産と消費が統合しつつある。この生産消費の動きはどこまで進むのか?
今まで信じてきた大きなルールの崩壊。枠内思考でぼくら若者はどこまで生き抜けるのか?
お金の価値はどう変わって行くのか?モノはどうなっていくのか?年収の目標とか、今のルールで立ててしまっていいのか?
今いるオトナをロールモデルとか言ってちゃ遅くて、彼らをベースにして自分たちでキャリアプランは描いていかないといけない。
ネットが広まったのは10年くらい。たったの。PCもまともに一般に普及してからまだ10年ちょっと。10年は世界が変わるには十分すぎる長さ。資本主義はなくならないかもしれないけど、絶対に今ほとんどのひとが想像もつかないような変化が起きる。ぼくらの生きているうちに。
それでも、やっぱり会社はリスクを取りにくいし変わりにくい。でもそのうちに、ビジネスルールは一瞬にして変わる。
未来の予測は難しい。2001年宇宙の旅で月をあそこまで再現したキューブリックも、小型化の技術は予測できなかった。2001年宇宙の旅の原作者のクラークも、ソ連が崩壊することは予測できなかったし、戦争が日常から少し離れることも予測できていなかった。
だからこそ実験する若者。それを罵倒するオトナ。長期的な全体最適と短期的な部分最適。
個人としての最適解と、属する産業としての最適解と、企業としての最適解と、国としての最適解と、地球としての最適解のギャップ。
未来の創り方。未来を創ってきたのは誰なのか?
ビッグデータを解析したって、ソーシャルメディアのコメントの分析をしたって、未来は予測できない。マジョリティーではなく、マイノリティーに、定量的にサマリーしてしまうと切り捨てられてしまうところに、未来はある。
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結局、少なくともぼくの場合やるべきことは目の前の仕事。悩んでいる暇があるなら、着々と自分を磨いていくのみだなと、ここまでグルグルして思うのでした。






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