2012年2月16日木曜日

躊躇わなくなること

前回の「信じるということ」という記事に続いて。


最近このテーマについてよく考える。
ぼくは仕事をしていく上で「躊躇わなくなること」が
まずクリアすべき課題なんじゃないかと思っている。

躊躇うとはどういうことか。
自分があまり好きでない作業を完了させるのに時間がかかってしまう。
新しいことをするときに実行するまでに時間がかかる。
気持が入りきらないためにうまく作業が進まない。
仕事全体のスピードが遅くなる。

躊躇わなくなるとはどういうことか。
自分があまり好きでない作業でも早く完了させることができる。
新しいことでも迅速にチャレンジできる。
躊躇がないため集中して作業に取り組むことができる。
仕事全体のスピードが早くなる。
心持ちとしては、「やれば意外となんとかなる。失敗しても次に生かせばいい。」
というポジティブな感覚だ。自信をもつことと言ってもいい。

例えば僕の場合、1月にフィリピンにある100%フィリピン人からなる同業の会社に
ご挨拶をしてきた。会社を見つけるところから、営業資料作成、アポ取り、プレゼン、フォローまで全て一人で完遂した。指示されるわけでもなく自ら。

この経験はぼくの躊躇いを取り除いてくれた。
最初は出来るかもちろん不安だった。やったことがまるでない仕事だ。
100%成功したとは言いがたいかもしれない。お金にもまだつながっていない。
だけど「自分一人で初めての仕事に自らチャレンジした」という事実は変わらない。
これは大きな自信になった。


本当はできるかもしれないのに、躊躇することでその機会を失っているとしたら、
それはとても勿体ないことだ。
「自分にはできない」と思わず、トライすること。そうすれば躊躇いの壁を突き破ることができるはずだ。

もちろん、まだ仕事始めて1年も経っていない。出来無いことだって、失敗することだってたくさんある。
最近は怒られることが増えたし、今日も大きな失態を犯してしまった。

それでもぼくは、これからも躊躇することなくチャレンジを続けていくつもり。
同じ失敗は繰り返さない。次に活かして。

躊躇わなくなること、そのおかげでぼくのチャレンジできる世界は確実に広がった。
エキサイティングなことは、チャレンジの先にしかないと思う。

2012年2月12日日曜日

自分を信じるということ

みなさんは自分のことを信じていますか。
自分のことを認めてあげられていますか。


世の中で最後の最後まで自分の味方をしてくれる人は、
他でもない自分だけだ。

今までの人生の中で、ずっと自分を一緒にいてくれた人物、
それは間違いなく自分なのだ。



何か必ず答えが一つあって、確実に評価される勉強という軸があった学校時代が
終われば、ぼくたちは正解のない樹海に放り出される。

そこで出会う「人それぞれ」「価値観は人によって違う」という言葉は実は残酷で、
じゃあ「自分はどうすればいいのか」という疑問に対して、
答えを提示してくれる人たちは突然消え失せてしまう。

その点、学校時代は一つ勉強という軸がたいていの生徒に対して押し付けられ、
それはそれで窮屈で残酷な世界であったとも思うけれど、
正解を全く与えられないというのもまた酷な話だ。

だから人は自分の正解を求め、他の人に頼ろうとする。
他人がやっていることは何か、周りで良いとされていることは何か、
そういった情報を下に、自分なりの正解基準を設定していく。

昔はまだ情報量自体も少なければ、アクセスする環境もなかったはずで、
また同時に、成功例というかロールモデルみたいなものが、
豊かになる途上であった国には確かに存在していたはずで、
その時代はある意味楽だったと思う。

自分が参考できる情報自体が少ないし、
そこで提示される選択肢にも幅がなく、
選択に悩むこともあまりなかったのではないだろうか。

一方、現代は当時に比べれば情報量も増え、皆が悩む時代の渦中。
世の中として正解や不正解があるようで存在しない時代。
一つの正解を自分の中で作るには苦労を強いられる環境だと思う。

様々な人が各々の価値観を戦わせていて、
力の強い人の意見には流されがちになり、
根無し草のようにふわふわとしてしまう。

こういう時代を楽しく生き抜くためには、
自分を信じることで、自分の中での正解を作れるようになるしかないと思う。

みんな様々な意見を持っていて、アドバイスしたり諭してくれたりするわけだが、
彼らは別に僕達自身の人生に責任を持ってくれるわけではない。
考えなしに誰かの真似をすれば幸せになれる時代は終わった。

強者の理論と言われてしまえばそれまでなのだけど、
自分の中で、信じてあげられる部分、認めてあげられる部分を
一つでも作ってみれば、他人の意見を参考にして、でも惑わされない。
そういう自分になれるのではないだろうか。




"I'm a strong self-believer."
アパートの住人であるオーストラリア人が言っていた言葉。
ぼくはこの言葉が大好きだ。
これからどうしていこうか悩んでいるからこそ、
この気持ち、自分を信じる姿勢だけは、忘れないようにしたいと思っている。



最後に、自分を信じることを強く歌っているバンドを紹介したい。
ONE OK ROCKという日本のバンドだ。

彼らの歌には随所に
「自分を信じること」「自分が正解なんだ。自分を正解にしていくんだ。」
というメッセージを込められている(とぼくは解釈している)。

少し気分が滅入ったときはいつも彼らの曲を聴いて身を奮い立たせています。
ちなみにオススメは、
・アンサイズニア
・自分ROCK
の2曲。







厨二とか思われるくらいクサイこと言っていると思われるかもしれない。
だけど自分の人生なんだから、自分をもっと大切にしてあげてもいいと思う。
何か一つでも信じてあげよう。信じていいんです。
若者の戯言でした。