みなさんは自分のことを信じていますか。
自分のことを認めてあげられていますか。
世の中で最後の最後まで自分の味方をしてくれる人は、
他でもない自分だけだ。
今までの人生の中で、ずっと自分を一緒にいてくれた人物、
それは間違いなく自分なのだ。
*
何か必ず答えが一つあって、確実に評価される勉強という軸があった学校時代が
終われば、ぼくたちは正解のない樹海に放り出される。
そこで出会う「人それぞれ」「価値観は人によって違う」という言葉は実は残酷で、
じゃあ「自分はどうすればいいのか」という疑問に対して、
答えを提示してくれる人たちは突然消え失せてしまう。
その点、学校時代は一つ勉強という軸がたいていの生徒に対して押し付けられ、
それはそれで窮屈で残酷な世界であったとも思うけれど、
正解を全く与えられないというのもまた酷な話だ。
だから人は自分の正解を求め、他の人に頼ろうとする。
他人がやっていることは何か、周りで良いとされていることは何か、
そういった情報を下に、自分なりの正解基準を設定していく。
昔はまだ情報量自体も少なければ、アクセスする環境もなかったはずで、
また同時に、成功例というかロールモデルみたいなものが、
豊かになる途上であった国には確かに存在していたはずで、
その時代はある意味楽だったと思う。
自分が参考できる情報自体が少ないし、
そこで提示される選択肢にも幅がなく、
選択に悩むこともあまりなかったのではないだろうか。
一方、現代は当時に比べれば情報量も増え、皆が悩む時代の渦中。
世の中として正解や不正解があるようで存在しない時代。
一つの正解を自分の中で作るには苦労を強いられる環境だと思う。
様々な人が各々の価値観を戦わせていて、
力の強い人の意見には流されがちになり、
根無し草のようにふわふわとしてしまう。
こういう時代を楽しく生き抜くためには、
自分を信じることで、自分の中での正解を作れるようになるしかないと思う。
みんな様々な意見を持っていて、アドバイスしたり諭してくれたりするわけだが、
彼らは別に僕達自身の人生に責任を持ってくれるわけではない。
考えなしに誰かの真似をすれば幸せになれる時代は終わった。
強者の理論と言われてしまえばそれまでなのだけど、
自分の中で、信じてあげられる部分、認めてあげられる部分を
一つでも作ってみれば、他人の意見を参考にして、でも惑わされない。
そういう自分になれるのではないだろうか。
*
"I'm a strong self-believer."
アパートの住人であるオーストラリア人が言っていた言葉。
ぼくはこの言葉が大好きだ。
これからどうしていこうか悩んでいるからこそ、
この気持ち、自分を信じる姿勢だけは、忘れないようにしたいと思っている。
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最後に、自分を信じることを強く歌っているバンドを紹介したい。
ONE OK ROCKという日本のバンドだ。
彼らの歌には随所に
「自分を信じること」「自分が正解なんだ。自分を正解にしていくんだ。」
というメッセージを込められている(とぼくは解釈している)。
少し気分が滅入ったときはいつも彼らの曲を聴いて身を奮い立たせています。
ちなみにオススメは、
・アンサイズニア
・自分ROCK
の2曲。
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厨二とか思われるくらいクサイこと言っていると思われるかもしれない。
だけど自分の人生なんだから、自分をもっと大切にしてあげてもいいと思う。
何か一つでも信じてあげよう。信じていいんです。
若者の戯言でした。
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