2012年12月22日土曜日

学生や新卒1,2年目の若者が就職・転職活動せずに仕事に就くのに大切なこと

実は、8月1日より別の会社で働き始めました。
前は全社で3人とかだったので、それから比べるとだいぶ規模の大きい会社です。

結果的に、今回も所謂転職活動(転職サイトに登録して~など)はせずに仕事を頂けることになりました。
元々「シューカツせずとも生きてけます。」というブログタイトルで始めたブログですし、(書き始めた当時の記事はこちら)「就活しない」などのワードで検索してくれてる人もいらっしゃるようなので、若者の転職について、書きたいとおもいます。


実績のない若者が、いわゆる就職活動、転職活動をしないで仕事に就くにはどうしたらいいのか
「就活しない」などで検索してくれている方々にとって一番気になるところだと思います。結論は、「結局やることは就職活動と変わらない」ということです、残念ながら。なぜか。

まず、いわゆる就職活動・転職活動をしないで就職・転職する(=仕事を紹介してもらう)ためには、
1)ネットワークを作り、2)そのネットワークの中で自分のことを知ってもらう、必要がありますよね。

では、「よし、ネットワーク作るためにいろんなイベントに行って名刺交換して、いろんな人とご飯行ったりしよう」と行動して、果たしてうまくいくでしょうか?ぼくはNOだと思います。大事なのは、0)自分を理解する、という3つめの要素。なぜなら、知ってもらう「自分」を作ることができていなければ、2)の自分を知ってもらうこと が達成できないからです。


相手に伝えたい「自分」を言葉にする
自分を理解するというのはいわゆる「自己分析」になるかもしれません。
ただ、この自己分析は自分の昔を振り返ったりすることではなくて(もちろん自分の特性を理解するために最低限必要な工程ではあるけれど、それをずっとしていても意味は無い)、自分の考えをまとめて、それが合っているのか検証ながら、他人を説得できる自己表現のための言葉を作ることだと思っています。

例えば、多くの就活生が、「わたしは○○してきて☓☓がしたいと思っています。」とか「△△な経験を通して◎◎な結果を残し、□□だということを学びました。」ということを自己PRなんかで話してると思います。これがダメなのか?「○○の内容がしょぼいからインターンをしろ」、「◎◎の結果がしょぼいからダメなんだ」は本当なのか?答えはNOだと思います。

そうではなく、問題なのは「そこで書いているあなたの考えは納得できるものなのか?」「あなたの考えを聞いてあなたが透けて見えますか?」ということです。つまり、多くの人は「自分の考えをまとめる」ことを一旦するんだけど、その後の検証を一切しない、それが問題だということ。上の例に合わせるなら下記のような問いかけをクリアする必要があるということです。

「○○をして☓☓がしたいと思った」のロジックに納得性はありますか?
「△△で□□を学びました」の背景にあなたの考え方が伝わっていますか?


結局は日々の積み重ね
ではこの検証はどうやって行うのか。日々の生活の中で考え、情報収集をして、検証と再構築を繰り返すことです。そうして最終的に納得性のある自己表現の言葉が出来上がり、知ってもらう「自分」が完成します。

そこで漸くネットワークを作る段階に入っても意味があり、その中で自分の考えを話していく中で、紹介の話も来るようになる「かも」しれない、というわけです。

大事なのは、自分の売り文句を常に考えていくこと。そこには筋が通ていて、その筋があなたを反映していることが必要。これはいわゆる就職活動・転職活動をしていようが、紹介だろうが、結局同じことです。

何事も楽には達成できない、ということですかね。

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