2012年12月31日月曜日

[English] Defeat Consumerism. New Year Resolution.

How have I changed myself in a year? I have had tons of opportunities for a change, but it doesn't work by itself as long as there isn't a will. I doubt that I successfully change myself because I haven't had the will.

It's like stones. There are many stones by roads, but these are just stones, which might turn out diamonds. We need to polish it to get a shiny beautiful diamond.

We face a folk in the road over and over again. Which stone do I take? Do I polish it afterwards? Every time we face it, we choose an either way.

The point is whether we waste these possibility or not. This world is changing quickly. The history tells us.

The amount of information has increased rapidly. The internet makes this world closer. We can get to other countries easily.

Costs of producing has absolutely dropped as much as of consuming has. Consumerism is not the matter of materials, is the matter of our mind.
I think I said the same thing before, but the more easily we can experience a new thing, the less inspiring it gets. It makes us under-evaluate the exact value or impact of what we experience.

So at least I must build a strong will not to waste the possibility, to polish the stone to be the diamond. That would be a change of myself.

I'm in Sydney, Australia at the moment. 2013 has been already kicked off. I have found many stones here. Whether the stones will become gems or not depends on my will against consumerism or desire for a change.

I will keep taking an action this year.

2012年12月22日土曜日

学生や新卒1,2年目の若者が就職・転職活動せずに仕事に就くのに大切なこと

実は、8月1日より別の会社で働き始めました。
前は全社で3人とかだったので、それから比べるとだいぶ規模の大きい会社です。

結果的に、今回も所謂転職活動(転職サイトに登録して~など)はせずに仕事を頂けることになりました。
元々「シューカツせずとも生きてけます。」というブログタイトルで始めたブログですし、(書き始めた当時の記事はこちら)「就活しない」などのワードで検索してくれてる人もいらっしゃるようなので、若者の転職について、書きたいとおもいます。


実績のない若者が、いわゆる就職活動、転職活動をしないで仕事に就くにはどうしたらいいのか
「就活しない」などで検索してくれている方々にとって一番気になるところだと思います。結論は、「結局やることは就職活動と変わらない」ということです、残念ながら。なぜか。

まず、いわゆる就職活動・転職活動をしないで就職・転職する(=仕事を紹介してもらう)ためには、
1)ネットワークを作り、2)そのネットワークの中で自分のことを知ってもらう、必要がありますよね。

では、「よし、ネットワーク作るためにいろんなイベントに行って名刺交換して、いろんな人とご飯行ったりしよう」と行動して、果たしてうまくいくでしょうか?ぼくはNOだと思います。大事なのは、0)自分を理解する、という3つめの要素。なぜなら、知ってもらう「自分」を作ることができていなければ、2)の自分を知ってもらうこと が達成できないからです。


相手に伝えたい「自分」を言葉にする
自分を理解するというのはいわゆる「自己分析」になるかもしれません。
ただ、この自己分析は自分の昔を振り返ったりすることではなくて(もちろん自分の特性を理解するために最低限必要な工程ではあるけれど、それをずっとしていても意味は無い)、自分の考えをまとめて、それが合っているのか検証ながら、他人を説得できる自己表現のための言葉を作ることだと思っています。

例えば、多くの就活生が、「わたしは○○してきて☓☓がしたいと思っています。」とか「△△な経験を通して◎◎な結果を残し、□□だということを学びました。」ということを自己PRなんかで話してると思います。これがダメなのか?「○○の内容がしょぼいからインターンをしろ」、「◎◎の結果がしょぼいからダメなんだ」は本当なのか?答えはNOだと思います。

そうではなく、問題なのは「そこで書いているあなたの考えは納得できるものなのか?」「あなたの考えを聞いてあなたが透けて見えますか?」ということです。つまり、多くの人は「自分の考えをまとめる」ことを一旦するんだけど、その後の検証を一切しない、それが問題だということ。上の例に合わせるなら下記のような問いかけをクリアする必要があるということです。

「○○をして☓☓がしたいと思った」のロジックに納得性はありますか?
「△△で□□を学びました」の背景にあなたの考え方が伝わっていますか?


結局は日々の積み重ね
ではこの検証はどうやって行うのか。日々の生活の中で考え、情報収集をして、検証と再構築を繰り返すことです。そうして最終的に納得性のある自己表現の言葉が出来上がり、知ってもらう「自分」が完成します。

そこで漸くネットワークを作る段階に入っても意味があり、その中で自分の考えを話していく中で、紹介の話も来るようになる「かも」しれない、というわけです。

大事なのは、自分の売り文句を常に考えていくこと。そこには筋が通ていて、その筋があなたを反映していることが必要。これはいわゆる就職活動・転職活動をしていようが、紹介だろうが、結局同じことです。

何事も楽には達成できない、ということですかね。

2012年12月5日水曜日

[イベント感想] Maker Faire Tokyo 2012に行って来ました

Maker Faire Tokyo 2012に行って来ました。
メイカーズを読み、デジタルファブリケーションにも興味のある人間として行かないわけにはいかないなと。



直後の感想としては(すごく失礼なことを承知で言うけれど)、電子工学的なモノづくりでぼくらの生活は変わらないのではないか、ということです。

理由1)ぼくらのようなど素人が展示を見ても「何がすごいのかわからない」ものが多すぎた。技術者にしかわからないものは一般消費者にはわからない。その作品の価値もわからないと思うんです。

理由2)(すごさがわからないことにも繋がりますが)生活が変わる感覚にはならなかった。遊びとしては楽しめるかもしれないけれど、必需品になり得るかというとそうではなさそうでした。

個人的に気になっていたデジファブも、「雑貨しか作れないのでは・・・?」と当日疑問を感じていました。MAKERSを読んだときは、中規模スケールでグローバルに戦える環境が手に入りやすくなるというところにすごくわくわくしたのですが、そこで生産されるモノの限界を感じた、という感じです。


デジタルファブリケーションのもたらすもの
ですが、帰宅後もう一度デジタルファブリケーションについて調べて見たところ、実は今スポットライトが当たっている3Dプリンタやレーザーカッターはデジタルファブリケーションの興りでしかないようです。今の注目のされ方はこの大きな流れからすると不本意なのかもしれません。SFCの方の説明を下記引用します。

「デジタルファブリケーション」の技術的なインパクトは、「離散的な(デジタル)物質」をつくり、製造と分解が等価になるような可逆的プロセスを実現することであると考えられます。さらにはそうした物質に「知能」を埋め込み、プログラム可能にする(Programmable Matter)ことにあるといえます。

(中略)

2010年8月に開催されたFAB6におけるニール・ガーシェンフェルドの研究ロードマップによると、
・FabLab1.0 Computer -> Machines (How to make almost anything)
・3次元プリンタやカッティングマシンで自由にものをつくる(上述)
・FabLab2.0 Machines -> Machines (How to make something that makes almost anything: Machines That Make)
・3次元プリンタが3次元プリンタを生み出す。自己増殖型機械。
・FabLab3.0 Code -> Material
・物質に「コード」が書き込まれている。可逆型マテリアル(レゴブロック?折り紙?)
・FabLab4.0 Program -> Material
・物質に「プログラム」が書き込まれている。変形する物質群(スネークキューブ?)
という順番で捉えているとのことです。
1.0と2.0はツール革命、そして3.0と4.0はマテリアル革命です。
私の予想では、さらに、アセンブラ(組み立て機)やディスアセンブラ(分解機)といった従来にないマシンがその両者を繋ぐのではないかと思います。

引用:「デジタルファブリケーション」の意味するもの

3Dプリンタやレーザーカッターによって生まれるモノそのものの価値よりも、その技術と合わせてもたらされるその先の革命にもっと目を向けなければいけないということですね。デジタルファブリケーションはこの流れで再度調べてみたいところです。この流れが本当に実現するなら、電子工学的ものづくりでやはり生活は変わりますね。

#ちなみにここで出てくる「変形する物質」に関しては、[TED]自己組織化する話にて動画を紹介しています。


未来を感じた生物機械工学系
さて、直感的に未来を感じる展示もありました。それはラボツネさん。


眼球の動きなどによって生じる電気信号を使って車椅子を操るというものを紹介していました。
この展示を見て、こういう入力系または出力系が今までと違うものに対し、未来を感じるのかなと思いました。

このとき脳波で操作するのは難しいという話を展示主の方から聞いていたのですが、とあるTEDトークではその脳波や神経などと接続して操作するという話が紹介されています。



10:38からはゴキブリの神経と脳に電極を刺し、ジョイスティックで操作するという話、
12:40からはラットをロボット化する話、
14:20からは脳波でロボットアームを操作する話、
が登場します。ここまで来ると、この動画のタイトルのように倫理的な部分で恐怖を感じてしまいますが・・・。

ぼくが感じたのは、入力系・出力系が従来と異なる新しいインターフェイスが新しい生活を感じさせているのだな、ということです。ただ現状、あの電脳コイルの世界やARの例として出されるスカウターも、すべてメガネというインターフェイスを通してのことなんですよね。

みんながメガネをかけると考えると少し実現性は低いのかと思いつつ・・・Google glassの開発には注目していきたいなと思っています。

ちなみに、Maker Faire Tokyoが開催されていた日本未来科学館の常設展示の方が個人的には面白く・・・(笑)アナグラという3階のコンテンツはぜひ体験してみて欲しいです。空間情報科学(?)という分野だそうです。

2012年12月2日日曜日

[未来トーク 001] モリジュンヤさん


さて、前回アナウンスした未来トーク第1回目を更新します!
第1回目の話し手はモリジュンヤさんです!


フリーエディター。
言葉やストーリーを通じて素敵な人やモノのことを伝えるメディアクリエイティブのお仕事。
@StartupDating 編集記者、@greenzjpライターなど、デザイン、カルチャー、IT系媒体で編集・執筆もしています。


少ない時間でお伺いしたお話なので、ジュンヤさんの考えていることの本当に一部だとは思いますが、
3つの「これからのお話」とお伺いしました。


1)空間の使い方をアップデートしていかないといけないよねという話

例えば図書館。元々は本の貸し出しのスペースだったわけではなかった。
貴族の蔵書を保管し、そこに誰でもアクセスできるようにする場所だったんだとか。
例えばシェアハウス。居住空間を、家族だけのものでなく赤の他人と共有するという使い方。
コワーキングスペースも同じ文脈。

2)素材に価値がでるのではないかという話
デジタルファブリケーションが広まって行くとする。
デザインのデータは簡単に共有され、デジタルパブリッシャーによって簡単に形になる。
すると、素材こそが差異を生み出す要素であり価値になるのではないか。
そこでは例えばフェアトレードのような、ストーリーの付随する素材の価値が高まるかもしれないよね、とか。

3)モノではなく経験によってアップデートしていくという話
人間という生き物は、昨日よりも今日、今日より明日と常に良い方向に進んでいくことを求めている。
昔はそのアップデート感をモノを買うだけで得ることができた。
今の時代はそれが経験なのではないか。



それから、未来を考えるにあたってオススメの本を4冊ご紹介いただきました。

エネルギー系

情報系

空間系

デジファブ


いかがでしたでしょうか?共感できるもの、気になるもの、ありましたでしょうか?
個人的には流行りにのってFabは気にしていて、今日はMaker Faire Tokyoに行って来ました。


このような形で、不定期で未来トークのインタビューを掲載していきます。
よろしくお願いします。